増え続ける原因

時代の変化が原因です

パソコンの前で頭を抱える女性

現代病のひとつに「うつ病」があります。 昭和時代以前にも、希にうつ病に似たような症状を訴える方もいたようですが、それを病気として認知していないことが多かったようです。 特に戦前や戦後などの時代は、生きていくだけでも精一杯な厳しい時代でした。 病気になっている暇などなく、滅入っている暇もないというような考え方が当たり前でした。 つまり、ほとんどの方々にはうつ病とは無縁の、強い精神力や忍耐力が備わっていたのです。 このように、貧しい時代ほどうつ病になりにくい時代であったとも言えるのです。 ですから、昔に比べるとずいぶん生活が豊かになった平成時代になると、初めてうつ病という病気が一般的に浸透するようになったのです。

豊かさが仇となります

平成時代になって、うつ病を発症する方が増えてきている原因は、豊かな時代になっているという証拠であるとも言えます。 パソコンやスマートフォン、タブレットなど高機能なアイテムを、当たり前のように多くの人が利用できる時代になりました。 また、近年では人と人とのコミュニケーションも、文字によるやりとりが増えました。 一見すると、これらはたいへん便利そうなアイテムに見えますが、文字では相手に感情までは伝わりにくいものなのです。 ですから正しいコミュニケーションが取り辛くなりますし、相手を不愉快にさせてしまったり、誤解を招いてしまう原因にもなるのです。 また、文字だけの環境でコミュニケーションをはかりますと、口には出せないような過激な発言や大胆な表現もしやすくなる傾向にありますので、いじめなどの原因になることも多くなっています。 便利な物があふれている豊かな時代だからこそ、直接相手の顔を見てコミュニケーションを図ることの大切さを忘れないようにすることで、うつ病の原因を減らす環境 作りをすることができるのです。